花見シーズン真っ盛りの4月中旬。
ご縁があり福島市の花見山公園へ行くことができました。
去年会津に来てから、福島市や二本松市など県北エリアに足を運んでいなかったのでちょうどよい機会になり、また素晴らしいお花見スポットを知ることができたのは誘っていただいた諸先輩方のおかげです。ありがとうございました。
最初、花見山公園を知らないといったら珍しがられたのですが行けば納得。ここを知らないのはイカンだろうと思えるような素晴らしい所でした。まず、花見山に行くまでの道のりがこれまた美しいのです。
その日も多くの人が観にきていましたが、とにかく写真を撮りたくなるスポットがたくさんあります。
それは人工的に作られたものではなく、自然そのもの。
こんなにも色彩に満ち溢れた世界を歩いていると、もう仕事のこととかどうでもよくなります。ここが天国なのか・・・フワァ
と、何度か意識が遠のくのをこらえながら花見山公園にたどり着きました。ここからはちょっとした登山になります。本当にちょっとした。
坂道が急なところもあるので、足腰に自信のない方は当日の専用バス停付近に杖が置いてあるのでそれを持っていくことをオススメします。
急な坂道ですが、その途中でいろいろな植物をみることができますし、専用のガイドさん(おそらくボランティアスタッフの方々)がところどころに立っているので積極的に話を聞いたりすると面白いと思います。どの方も親切丁寧で観光案内人のお手本と思います。
私たちは黙々と上り続け頂上をめざし、およそ30~40分くらい歩いたでしょうか。上りついたそこからの景色はお見事。
遠くに見えるのは吾妻連峰。この眺めはふくしま市景観100選に選ばれているようです。
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/43/1395.html
福島市も見事な盆地。会津若松と同じだなと少し親近感を覚えましたが、会津若松にはこれほど自然溢れる強力なお花見スポットはありません。集客力も抜群。毎年行きたいと思える場所は果たしてどこなのだろうかと、ふと考えてしまいました。
そんな地元を考えるいい機会にもなりました。
花見山公園
・公式ホームページ
http://www.hanamiyamakoen.jp/
※観光にいくならこちらがいろいろ詳しいです。
http://www.f-kankou.jp/hanamiyama.htm
会津デイズタイムズ
会津生活、ふたたび。
2014年4月5日土曜日
ジャズセッション@風街亭(2014.4.5)
今宵もジャズセッション!
って、なんかこればっかりやってる人になってはいまいか。仕事、してます。たぶん・・・
今日は最近熊本から会津に引っ越してきたというヤングなテナーサックスが乱入。大いに盛り上がりました。まるでソニーロリンズを彷彿させるような力強いプレーに誰もが惹きつけられました。
下はトランペットも応戦!の図。
最後はおなじみ、風街亭のマスターが乱入の図(無理やりさせられたといううわさも?)
今宵も楽しき夜でした。さぁー帰って仕事だ。
2014年3月24日月曜日
いなかソン@秋田県五城目町
仕事で秋田県の五城目町へ行ってきました。
人口約一万人ほどで、なんと町の8割が自然!今住んでいる会津若松市が都会に見えるほどに、五城目町の自然豊かな風景は心に染みわたるものがあり、とても素晴らしい町です。
そんな五城目町には廃校となった小学校をリノベーションした地域活性支援センターがあり、今回その施設で「いなか×IT」というテーマのイベント「いなかソン」が行われたので参加してきました。
施設の中はこんな感じ。
いつしか見たことのある光景、懐かしさで溢れています。
ここに集まったのは全国から20名ほど。初対面の人が多かったけれどこんな開放感溢れる場所でワークショップやハッカソンができることにワクワクしている人たちばかりで、すぐに打ち解けることができました。
イベントの内容は、隣の大潟村で農業を営む棚橋さん(棚橋ファーム)による講義や、
五城目の街を歩いたり、地元のものを買ったり、
名蔵「福禄寿酒造」 |
名商店「きたう商店」 |
地のものを食べたり・・・
名物「だまこ鍋」 |
という座学だけではなく実際に体感するプログラムも組み込まれており、これまで見向きもしなかった街が一気に身近になった気がします。また、人口減少や高齢化問題などいろいろな社会問題が現実としてある街でもあり何かもっとしてあげられないだろうか?とさえ思うようになりました。
今回のテーマは「いなか×IT」ということでしたが、結局はITだけでは何も解決できないことも実感。そこにプラスアルファで”アナログ”な部分がなければならない。非効率なところがあっていい。そういうこともこのイベントを通して感じたことです。
その理由の一つとして通信環境がよくないからというのが挙げられますが、だからといって通信環境の整備をするのではなく、よくないことを前提としてアイデアを考え実施するべきなのです。
だってこんな素晴らしい景色を携帯端末を見ながら歩くのは本当にもったいない。
もっと非効率に、スローな町を維持するためのITのあり方を考えさせられるイベントでした。
2014年3月16日日曜日
ジャズセッション@風街亭(2014.3.15)
サックス×2、トランペット、ギター×2、ピアニカ、ベース、ドラムと何とも賑やかなセッションだった!
歌もありで、セッションというよりもライブといったほうがいいような気がする。
もちろん観覧は無料。次回は3月29日にもあります。
風街亭
※セッションは20時くらいからスタート。
〒965-0037 福島県会津若松市中央1丁目1−40
0242-24-9874
https://www.facebook.com/kazemachitei
風街亭
※セッションは20時くらいからスタート。
〒965-0037 福島県会津若松市中央1丁目1−40
0242-24-9874
https://www.facebook.com/kazemachitei
2014年3月11日火曜日
うるしを楽しむ会@郡山
3月10日、郡山にあるギャラリー「GALLERY 観」にて「うるしを楽しむ会」というイベントが開かれていたので訪問してきました。
会津の漆器職人たちの作品の展示はもちろんのこと、その漆器にプロの料理家が作った料理を盛ってみんなでご飯を食べようというイベントも開いていたそう。(私は参加できず)以前、工房にもおじゃました石原さん(石原木工所)の作品も展示されており、変わらずの力強さと繊細さを感じました。
中でも目を引いたのは照井克弘さんという蒔絵師さんの作品。
美しい一輪の花 |
夜空を身にまとったような作品 |
趣のある金魚 |
2014年2月10日月曜日
只見ふるさとの雪まつり
ひょんな出会いがきっかけで只見に行くことに。
「只見ふるさとの雪まつり」が開かれる2/8と2/9に合わせて往復バス(ツアーバス)が出るそうで、予約した座席が一席余っているという話をいただき、私もちょうど只見に行きたいとおもっていたため「行きます!」と二つ返事。
しかも往復で500円!安い!
さらに当日バスに乗ってみてビックリ、500円の食事券までついていうという始末。もはやこの先騙されても許せるレベルでした。
到着するや否や、超巨大な雪像にビビる一同。まるで外国の宮殿をそのまま凍らせたかのような造りで圧倒的な存在感。
傍らでは轟音ととmに屋根の雪が崩落。これもアトラクションなのか?(んなわけない)
只見を味わえる出店の数々。
民芸品の「つる細工」もありました。
只見のつる細工は福島県伝統工芸品に指定されてるそうです。もともと只見の民芸品は厳しい冬の生活の中で生活必需品として生まれたもので、近隣の山中で取れる「あけびづる」や「またたびづる」、「岩すげ」などを使い冬の間農家の囲炉裏端で作られているという、なんだか日本昔ばなしのような温かい世界が思い浮かびます。
そういった心が温まるものがあり、体が温まるものも当然ありました。日本酒!
樽で提供されており、樽の風味満載でどれもうまい。
左から「花春酒造」、「花泉酒造」、「会津酒造」。
只見にはどぶろくもある!どろりとそしてピリッと癖になります。
雪国にかかせないのがこれ。バー仕様の「かまくらばぁ」。中でウィスキーを飲むことができました。
中に入るとこんな感じ。
すべて手作業で造られているそうですが、結構しっかり造られています。さすが雪国。
お酒があるということはつまみも当然あるわけで。こちらではニシンの山椒漬けを売っていました。ピンクがまぶしい。。
なんて可愛いのでしょうか(笑)思わずおっちゃんも話しかけてしまうほどの可愛さ。こうしておくと子供も楽しいし親も楽ですね。生活の知恵かな。
このあと雪むすめたちに挨拶をして、楽しき半日が過ぎていきました。
初めての只見でしたが、こうやって祭りをきっかけに訪れることで今度はこれを食べに来ようとか、あれを観てみたいという欲が湧くものですね。往復500円という破格の交通費でしたが、今度は実費でいろいろなところを巡りたいと思います。春や夏になれば山や川で楽しめることでしょう。
すばらしき只見。
絶対また行きます。
「只見ふるさとの雪まつり」が開かれる2/8と2/9に合わせて往復バス(ツアーバス)が出るそうで、予約した座席が一席余っているという話をいただき、私もちょうど只見に行きたいとおもっていたため「行きます!」と二つ返事。
しかも往復で500円!安い!
さらに当日バスに乗ってみてビックリ、500円の食事券までついていうという始末。もはやこの先騙されても許せるレベルでした。
到着するや否や、超巨大な雪像にビビる一同。まるで外国の宮殿をそのまま凍らせたかのような造りで圧倒的な存在感。
雪像というレベルではない。。 |
幸いけが人はいなかったようです。 |
民芸品の「つる細工」もありました。
只見のつる細工は福島県伝統工芸品に指定されてるそうです。もともと只見の民芸品は厳しい冬の生活の中で生活必需品として生まれたもので、近隣の山中で取れる「あけびづる」や「またたびづる」、「岩すげ」などを使い冬の間農家の囲炉裏端で作られているという、なんだか日本昔ばなしのような温かい世界が思い浮かびます。
そういった心が温まるものがあり、体が温まるものも当然ありました。日本酒!
樽で提供されており、樽の風味満載でどれもうまい。
左から「花春酒造」、「花泉酒造」、「会津酒造」。
只見にはどぶろくもある!どろりとそしてピリッと癖になります。
雪国にかかせないのがこれ。バー仕様の「かまくらばぁ」。中でウィスキーを飲むことができました。
中に入るとこんな感じ。
ポタポタと滴りおちる雫で水割りもいいかもしれない。 |
お酒があるということはつまみも当然あるわけで。こちらではニシンの山椒漬けを売っていました。ピンクがまぶしい。。
若松でも食べられるなぁと思って食べてみると、これがまたぜんぜんちがう!糀に1ヶ月くらい漬けたものだそうで、厚味でとても柔らかいのです。
こんな感じでほろほろと。甘辛で日本酒とよく合いました。会津若松で食べる山椒漬けとは別物と思ってよいでしょう。
だいぶお腹も心も満たされ、しばしフラついているとこんな光景を何回か見かけました。
こんな感じでほろほろと。甘辛で日本酒とよく合いました。会津若松で食べる山椒漬けとは別物と思ってよいでしょう。
だいぶお腹も心も満たされ、しばしフラついているとこんな光景を何回か見かけました。
なんて可愛いのでしょうか(笑)思わずおっちゃんも話しかけてしまうほどの可愛さ。こうしておくと子供も楽しいし親も楽ですね。生活の知恵かな。
これがノーマルな使い方? |
すばらしき只見。
絶対また行きます。
2014年2月9日日曜日
会津絵ろうそく祭り 2014
今年で15回目を迎える会津絵ろうそく祭り。
10年前の大学生時代は一度も足を運んだことのなかったので全然偉そうなことはいえませんが、歩いているとただただ「おぉ素晴らしい!」と感動。ろうそくがあれだけ集まるのは圧巻です・・・
そんな素敵な絵ろうそく祭りに、今年は観客という立場を越えていきなりスタッフとして参加してきました。といってもメインの「絵ろうそく」のほうではなく「地上絵」のほう。
地上絵というのは鶴ヶ城内のグリーンベルト(芝生)に来場者がろうそくを置き「ある地上絵」を描くというもので、来場者参加型のイベント。それを天守閣から見ると・・・ということなのです。今年は紙コップに「心」をテーマに自由に絵や文字を描いてもらい、その中にろうそくを入れ地上絵の一部に来場者自らに置いていただきました。
ろうそくの入ったコップを並べていきます。 |
カップに絵や文字をかいてもらいました。 |
カップの側面に描くメッセージや絵柄をみんな真剣に考えていてなんて純粋なのだと、その姿に心を奪われたものです。次第に出来上がっていく地上絵を天守閣から眺め、よかったよーなんて言われたらやっぱりうれしいもんです。当日は寒く、特に2日目は吹雪でしたが地上絵制作メンバー全員の力で2日間を乗り切りました。本当にすばらしいチーム。
鶴ヶ城も満喫でき、町の人たちとふれあえ、仲間ができ、一石多鳥のイベントでした。
当日の写真はこちらにたくさん掲載されています。ぜひご覧になってください。
http://www.aizu.com/erousoku/gallery/index.html
第15回 会津絵ろうそく祭り平成26年2月7日~8日
時間:17:30~21:00
場所:鶴ヶ城、御薬園
http://www.aizu.com/erousoku/
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