2014年2月10日月曜日

只見ふるさとの雪まつり

ひょんな出会いがきっかけで只見に行くことに。

「只見ふるさとの雪まつり」が開かれる2/8と2/9に合わせて往復バス(ツアーバス)が出るそうで、予約した座席が一席余っているという話をいただき、私もちょうど只見に行きたいとおもっていたため「行きます!」と二つ返事。

しかも往復で500円!安い!
さらに当日バスに乗ってみてビックリ、500円の食事券までついていうという始末。もはやこの先騙されても許せるレベルでした。

到着するや否や、超巨大な雪像にビビる一同。まるで外国の宮殿をそのまま凍らせたかのような造りで圧倒的な存在感。

雪像というレベルではない。。
傍らでは轟音ととmに屋根の雪が崩落。これもアトラクションなのか?(んなわけない)

幸いけが人はいなかったようです。
只見を味わえる出店の数々。



民芸品の「つる細工」もありました。


只見のつる細工は福島県伝統工芸品に指定されてるそうです。もともと只見の民芸品は厳しい冬の生活の中で生活必需品として生まれたもので、近隣の山中で取れる「あけびづる」や「またたびづる」、「岩すげ」などを使い冬の間農家の囲炉裏端で作られているという、なんだか日本昔ばなしのような温かい世界が思い浮かびます。

そういった心が温まるものがあり、体が温まるものも当然ありました。日本酒!
樽で提供されており、樽の風味満載でどれもうまい。

左から「花春酒造」、「花泉酒造」、「会津酒造」。


只見にはどぶろくもある!どろりとそしてピリッと癖になります。


雪国にかかせないのがこれ。バー仕様の「かまくらばぁ」。中でウィスキーを飲むことができました。


中に入るとこんな感じ。
ポタポタと滴りおちる雫で水割りもいいかもしれない。
すべて手作業で造られているそうですが、結構しっかり造られています。さすが雪国。
お酒があるということはつまみも当然あるわけで。こちらではニシンの山椒漬けを売っていました。ピンクがまぶしい。。

若松でも食べられるなぁと思って食べてみると、これがまたぜんぜんちがう!糀に1ヶ月くらい漬けたものだそうで、厚味でとても柔らかいのです。


こんな感じでほろほろと。甘辛で日本酒とよく合いました。会津若松で食べる山椒漬けとは別物と思ってよいでしょう。

だいぶお腹も心も満たされ、しばしフラついているとこんな光景を何回か見かけました。


なんて可愛いのでしょうか(笑)思わずおっちゃんも話しかけてしまうほどの可愛さ。こうしておくと子供も楽しいし親も楽ですね。生活の知恵かな。

これがノーマルな使い方?
このあと雪むすめたちに挨拶をして、楽しき半日が過ぎていきました。


初めての只見でしたが、こうやって祭りをきっかけに訪れることで今度はこれを食べに来ようとか、あれを観てみたいという欲が湧くものですね。往復500円という破格の交通費でしたが、今度は実費でいろいろなところを巡りたいと思います。春や夏になれば山や川で楽しめることでしょう。

すばらしき只見。

絶対また行きます。


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