そんな歴史のある本町で開かれる町内会密着型(と勝手に呼んでいる)
夏祭りがあるとの情報を聞きつけて少々強引なお願いではあったが、
お手伝いをさせていただくことができた。
とは言ってもここ本町でも人口減少、高齢化、商店街の衰退、町内会会費の減収
といった流れを受けていることに変わりはなく、そんな中でもしっかりと毎年
開かれているお祭りだそうだ。
今日尋ねてみてびっくりしたのが運営しているみなさん、40後半~70歳代の方ばかり。
しかしそんな驚きをよそに、みなさん私以上に力が強く、機敏でとても陽気なのだ。
また、祭りと街を熟知している熟練者といった感じで、準備にまったく滞る場面がない。
そのせいか、予定より15分早めてのスタート。
私は100円くじ担当だった。100円と引き換えに1回くじをひいてもらう。
はずれはないが、出た数字が大きいとシュールな景品となってしまうので
そんな子供たちの一喜一憂がおもしろかった。
お祭り後半になるとそのシュールすぎる商品が残ってしまい、あまりにかわいそうだと
いうことで去年の余りもおまけで渡してということになった。
案の定、終盤にはおまけの出店になってしまったが。
こうして、シュールな商品の後に豪華なおまけを渡すと本気で喜んでくれる
子供の顔を見るのが嬉しくなり、しばしおじいちゃんの気持ちを味わう時間となった。
シュールすぎる消しゴムが当たった3歳くらいの男の子は、おまけで大きな水鉄砲を
渡すと両手を挙げて喜んでくれたし、蛙なのか何なのかわからない緑の物体が
当たった女の子にチョッパーの筆箱をあげると叫びながらお母さんのところに
飛んでいった。
まさに、おまけ屋冥利に尽きる。である。
お祭り中にはビールをいただき、スイカもいただいた。
昼と夜はお弁当が支給され(!)、いろんな方と身の上話もでき、
最後の盆踊りでは会津磐梯山を見よう見まねで踊ることもできた。
めまぐるしくも楽しい一日を終えて帰ったときは日付が変わっていた。
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