2013年7月30日火曜日

会津若松市の放射線量 ~市政だよりから~


本日発行の、会津若松市の「市政だより」からの引用です。


タイトル:「放射線量の調査を実施しました

・ 前年調査値から減少しています。

市では、5月から6月にかけて放射線量の調査を約240ヶ所で行いました。
下図参照)。その結果、全体の平均値は毎時0.14マイクロシーベルトで、
昨年のほぼ同時期と比べ、約23パーセント減少していました。

放射線量の最も高かったところでも、昨年の毎時0.32マイクロシーベルトから
毎時0.21マイクロシーベルトに減少しています。

また昨年は、市内の一部で毎時0.23マイクロシーベルト(年間の追加被ばく
線量推計が1ミリシーベルト)を超える地区がありましたが、今回の調査では
すべての地区でこの値を下回っています。

なお現在の市内の放射線量は、自然界にある線量の範囲内にあり、
健康への影響は考えられません。市では、今後も調査を継続して実施して
行っていきます。


<今年5月~6月に実施した放射線量の測定図>

(引用おわり)

私が住んでいる会津若松市は、全くもって問題なさそうということがわかりました。

会津若松産農作物についても、すべての肉や作物についてセシウムは検出されて

いないようです。


2013年7月29日月曜日

雨がうれしい。




今日も雨。

会津はこの時期よく雨が降る。

それもそのはず、梅雨が明けてない。



以前もちょっと書いたけど、こっちの梅雨は本当によく雨が降る。

東京だと曇ってるだけで雨なんか降らない。

降るとしたら局地的に、そして一時的に鬼のように降るゲリラだ。怖い。



それに比べたらこっちは一日中降るという日が何日か続くような

極めてオーソドックスな梅雨でなぜかとても安心させられる。



ただし大雨になるときもある。先日も東山温泉と喜多方のほうで

土砂崩れがあった。農家の人は雨が降り続いて「収穫ができない」という声も

あるそうで、手放しでは喜べない部分もあるけれど。

雨のおかげで水不足とは無関係で毎日20~25度で涼しいし、

外は静か。街で仕事をする人間にとってはとてもありがたい。



会津にずっと住んでいる人に聞いてもこれは珍しいことらしいけど、

都会では見られなくなった当たり前の自然現象がある気がして僕はうれしい。


2013年7月26日金曜日

捨てずに取っておくの功罪

現在、ある取り組みに参加していて、

そこでは自分が近い将来出してみたいと思う店について考えている。

もちろん、自分の理念に沿った店ということである。



どんな店を出してどんなモノを売りたいか。来店した人をどのようにして幸せにするか。

なんて考えるのは非常に楽しく、得意なのだけれど、問題はビジネスモデルとか成長戦略というもの。どうやって営業を継続していくのか、どうやって大きくしていくのか。

このあたりになるとピタリと筆が止まる。当然考えなければならないのはわかっているのだ。

経営については素人の人間がどうやってこれを考えればよいのかと途方にくれて、しばらくボールペンを転がして考えていると、意外なところから糸口が見つかった。



僕は昔からなんでもメモする癖があって、それらを書き込んだいろんなノートが転がっている。

その中から適当に選んで読んでいたら、こんなメモ用紙が挟まっていた。


いい事書いてるなぁと我ながら感心してしまったが、これは何かを読んだときのメモに違いなく(経営について学ぶ機会なんて、本でしかないから)どこかで読んだ記憶がある。

そう、2010年の発売日になぜか買っていた《ストーリーのなんちゃら》という本のメモだと思い出して早速押入れの中から引っ張り出して読む。たしかにこの中に書いてあることであった。

今読み返してもなかなか理解は追いつかないけれども、当時より当事者なので抵抗がない。おかげでビジネスモデルの図を描くことができた。メモに感謝である。それから捨てずに取っておいた自分にいいね!をポチである。



以前は捨てずに取っておく精神で、一時期ひどく本が増えてしまい処分にかなり苦労したので断捨離した時期もあったが、今回のを機にまた捨てられない本が増えそうだ。

2013年7月25日木曜日

プロフェッショナルとの2時間


先々週、とある方から恐れ多くも宿題をいただき、

これからの会津漆器というテーマで考えたアイデアを発表させていただいた。

恐れ多い理由は、その方はこれまで五十年以上も会津漆器を全国で売り歩き、

これからの会津漆器はどうあるべきか何を売るべきかを考え、

常にトライアンドエラーをされている超プロフェッショナルだからである。

なかなか心に響くものはなかったように思うが、それでも真剣に耳を傾けていただいた。

その後、今抱えている問題や、考えている商品のことなど話は止めどもなく、

何よりすごく楽しそうに話をされる。

こんなふうに常にどんな人とも垣根を作らず話をして、

新しいことを考え続けている姿勢はそれだけで勉強になることが多かった。

これから一ミリでもお役に立てるように

いただいたお話は全力で返していきたい。


2013年7月21日日曜日

一般県道会津若松熱塩温泉自転車道線

要約すると、自転車もしくは歩行者しか通れない道

という意味です。

別にここを目指していったわけでないけど、たまたま近くにいて

看板を見つけたので寄ってみたところ、そこには天国への入り口がありました。




わかるでしょうか、このミラクルのどかな自転車専用道路。

この緑と川に挟まれた道がこの先10数キロ続くというのです。

さらに誰もいない。となればテンションもあがります。




草の匂いと川の音。聞いたこともない野鳥と虫の泣き声。

延々と続く田んぼの先に磐梯山。



この中央のは小磐梯山?(とでも名づけておきましょう)




そんなつまらないことも思わずつぶやいてしまうくらいに、気分は最高潮に達しています。




都会の人たちが会津にきたら、有名な観光スポットを巡るよりも

この自転車専用道路を一日かけて歩いているほうが気持ちがリフレッシュするのでは

ないでしょうか。

子供の頃、親の実家で遊んだときの懐かしい思い出が一気に甦ります。

あときっとジブリのあの映画のことも。


だいぶ進んだところで振り返ると、



また戻ってもいいような気分にさせられます。


家からの景色もいいなぁと思っていたけれど、これを経験してしまった私は

これからどういう気持ちで自宅の窓からの眺めを愉しめばいいのでしょうか。




2013年7月20日土曜日

珍しく、写真を撮る。


昼に行った飯盛山。
自転車で観光地に行くって、ちょっと贅沢。


夕刻の会津若松。
最近雨が多かったので、夕焼けを見るのは久しぶりで嬉しい。





2013年7月18日木曜日

独立するときに決めたこと。


守ります。


生活編

1.無駄な徹夜をしない(次の日使い者にならない)

2.一日三食食べる(体力を維持)

3.遅く寝ても朝6時に起きる(徹夜しない代わり)


仕事編

4.迷ったらやる(ためらってる金と時間の余裕はない)
 
5.一日何かしら発見する(家に篭らない)

6.会った人と仲良くなる(会津は小さいコミュニティである)



2013年7月17日水曜日

会津弁の師

自宅近くに中華そば屋さんがある。

ここはご夫婦で切り盛りされていて昼の3、4時間ほどしか営業しない。

しょうがない、なにせ御二人とも75歳を越えるご高齢なのである。


このお店は中華そばの味よりもお母さんのインパクトが圧倒的に強い。

初対面だろうがなんだろうが構わずしゃべりかけてくれる。

黙々と中華そばをつくる旦那さんとのコントラストがまた印象的だ。


僕は初めての訪問で、このお母さんに会津弁を習おうと心に決めている。


自分以外のお客がいなくなると、ちょこんと横に座って世間話をしてくれる。

こういうシチュエーションは本当にうれしい。


だがウキウキに浸っている暇はない、相手は完全なるネイティブなのである。

途中、理解が追いつかず何を言っているのかがわからなくなるのはしばしばだ。



「****だっぺした?」

と疑問形で話しかけられるも、「****」の部分がわからない、

とりあえず口にそばをかけこみ「うん、そーね~」とごまかしてみる。


それでうまく辻褄があうときもあれば、当然そうでないときもある。

後者は本当に困る。


もちろんそんな困ることばかりではない、

「最近の女性は強すぎる。もっと男に尽くさないといけない」

と言っていたのが理解でき、こちらもしゃべる。会話が通じる。


同じ日本人なのに、やけにうれしい瞬間である。


これからもこんな感じで、僕は会津弁をマスターしていく。

まずはこのお母さんと対等にしゃべれるところまでを目標とし

街のこと、人のこと、今思うこと、これからのことをたくさん聞こうと思っている。



2013年7月16日火曜日

お日市

会津には「お日市」というのがある。

”おひいち”と読む。

7月1日から9月8日まで、会津の45ヵ所でその地域のお祭りが行われる

というものだそうだ。説明はこちらが詳しい。

一部引用すると、
各町内にある神社、仏閣や産土神の祭礼として行われてきた夏祭り。
その日限りのお祭りのため、「お日市」と呼ばれるようになった。
古いものでは、400年を超える歴史を持ち、夏の風物詩である。
このお日市のことを知ったのは最近だが、実は7月1日、お日市初日の

お祭りに出くわしている。そして一昨日、住んでるところから程近くの通りでやっていたのも

きっとお日市。



どちらのお祭りも共通しているのは、びっくりするほどコンパクトということ。

端から端まで50mほど、もっと狭いかもしれない。それくらいの広さ。

しかしなんともいえない味わいが出ていて、これがいいんだよなぁという気持ちにさせられる。

ど派手なでかいお祭りをどーんと1、2回やってもいいけど、これだけ

こじんまりした味わいのあるエリア密着型お祭りを45回もやってくれると、

その1,2回を超える面白さがあるなぁと思った。



そして何より、そのお祭りを見かけた人が「おぉ?なんだなんだ?」といわんばかりの

にやけた表情を浮かべる。そこで「そういえば昔ねー」なんていう話で花が咲けば

こんなに人を幸せにさせるものはない。


素敵な行事だぁ。


2013年7月14日日曜日

会津のよさ

今、遠くのほうでカエルの声が聞こえる。

ほんの3時間前はひぐらしが鳴き、昼間は元気にセミが鳴いていた。


そういえば東京とは違って、こっちは雨が一日中”ちゃんと”降る。

曇りの日は、遠くの山にかかる雲の様子がまるで水墨画のようで

なんともいえない風情をかもし出す。


この時期の朝晩はまだまだ涼しくて快適。

カラスの数も少なく、朝も静か。

特に晴れた日の朝は高原にいるかのような澄んだ空気で

深呼吸が捗る。早朝は遠くのあちこちのお寺から

鐘の音が聞こえ、思わずなーむーである。


朝、GMしていると通学の小学生が時より挨拶をしてくれる。うれしい。

そういえばこっちの小中高校生はどんな短い横断歩道でも

赤信号はちゃんと停まる。これが会津っ子なのである。


車で(持ってないが)20分も走れば有名温泉旅館があり

60分も走れば360度田園風景に囲まれる。

道を歩けばそこかしこに歴史的景観指定建造物があり、

そして漆器工房に当たる。


夜9時を回ると、辺りは東京でいう午前2~3時くらいの様相だ。

そのせいか眠くなるのも早い。


10年前住んでいたときはいやだと思ったことが、

今はとても心地よく感じることが多い。


2013年7月13日土曜日

猛省

「あれ、ろれつが回らない。

それは後からいうはずだったが今言ってしまった。

その言葉じゃなくてこっちのほうがわかりやすいのに。」


と思いながら説明する時ほど苦しいものはない。

そういう時はたいてい言葉数が多く、そのほとんどが無駄だ。

今日は特にそうだった。完全に準備不足である。


本番までには軌道修正せよ。


2013年7月11日木曜日

習慣化すべし。

基本的にこれからしばらく一人で仕事をするだろうけれど、

一人でもこれから何でもやれそうだ、いややれる!

と心の底から思える多くの気づきと示唆を

与えてくれる方々と、この2日間でお会いしてお話をすることができた。



今日聞いたことと取ったメモは、毎日でも思い出して見直して

習慣化すべし。



2013年7月9日火曜日

GM

今日も早朝GM。

GMとは、付近のごみ拾いのこと。

「おれはごみ拾いから始めるぞ」
と、いろんな人に誓った。
だから続ける。

8割くらいがタバコの吸殻。

路上に歩道に土手に側溝に。
なぜもこうも落ちているのか。

推測するに、灰皿が少ない。
どうぜ近くにないから捨てる。
コンビニからゴミ箱が減ったように。

灰皿が目の前にあっても路上に捨てる人がいれば
それは鬼だ。

鬼は退治できないが、灰皿を増やすことはできる。


2013年7月8日月曜日

今日もしつこくやる。

会津で仕事を始めてちょうど一週間。

自分が何者か?
何で会津にきたか?
何をやっていくのか?
会津をどうしたいのか?

この4つを確実に伝えるための資料作りと
プレゼンの練習を今日もやる。

地味だがきっとこれから役に立っていくと信じて、やる。