2013年7月16日火曜日

お日市

会津には「お日市」というのがある。

”おひいち”と読む。

7月1日から9月8日まで、会津の45ヵ所でその地域のお祭りが行われる

というものだそうだ。説明はこちらが詳しい。

一部引用すると、
各町内にある神社、仏閣や産土神の祭礼として行われてきた夏祭り。
その日限りのお祭りのため、「お日市」と呼ばれるようになった。
古いものでは、400年を超える歴史を持ち、夏の風物詩である。
このお日市のことを知ったのは最近だが、実は7月1日、お日市初日の

お祭りに出くわしている。そして一昨日、住んでるところから程近くの通りでやっていたのも

きっとお日市。



どちらのお祭りも共通しているのは、びっくりするほどコンパクトということ。

端から端まで50mほど、もっと狭いかもしれない。それくらいの広さ。

しかしなんともいえない味わいが出ていて、これがいいんだよなぁという気持ちにさせられる。

ど派手なでかいお祭りをどーんと1、2回やってもいいけど、これだけ

こじんまりした味わいのあるエリア密着型お祭りを45回もやってくれると、

その1,2回を超える面白さがあるなぁと思った。



そして何より、そのお祭りを見かけた人が「おぉ?なんだなんだ?」といわんばかりの

にやけた表情を浮かべる。そこで「そういえば昔ねー」なんていう話で花が咲けば

こんなに人を幸せにさせるものはない。


素敵な行事だぁ。


0 件のコメント:

コメントを投稿